レポート九州地方・企業価値担保権に対する企業の意識調査（2025年4月）

SUMMARY

企業価値担保権の認知度は33.4％と前回調査（2024年9月）より5.6ポイント上昇。ただし、半数以上の企業に認知されていない状況が続いた。活用意向のある企業は29.8％で、「事業性に着目した評価」を理由とする企業が多い一方で、「自己資本」「既存の融資」で十分といった理由で活用意向のない企業は25.7％だった。制度の周知不足や金融機関による評価の難しさなどの課題があり、今後の制度の詳細設計や普及に向けた取り組みが重要となる。

※株式会社帝国データバンク福岡支店は、九州・沖縄地区 2,621 社を対象に「企業価値担保権」に関するアンケート調査を実施し た。なお、企業価値担保権に関する企業の意識調査は、2024 年 9 月に実施し今回で 2 回目

• 調査期間：2025 年 4 月 16 日～4 月 30 日（インターネット調査）
• 調査対象：九州・沖縄地区 2,621 社、有効回答企業数は 902 社

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