レポート山梨県・2025年度の賃金動向に関する企業の意識調査

SUMMARY

2025年度は企業の61.1％が賃上げを見込み、前回調査（58.9％）から2.2ポイント増加し初の6割台となった。そのうち、ベースアップを実施する企業は56.6％にのぼり、過去最高を更新した。賃上げを行う理由は、「労働力の定着・確保」が75.4％でトップだったほか、「同業他社の賃金動向」が初めて4割超へと上昇した。他方、賃上げしない理由では、「自社の業績低迷」が75.0％で最も高かった。総人件費は平均5.72％増と見込まれる。

※調査期間は2025年1月20日～1月31日、調査対象は山梨県249社で、有効回答企業数は113社（回答率45.4％）。なお、賃金に関する調査は2006年1月以降毎年実施し、今回で20回目
※賃金改善とは、ベースアップや賞与（一時金）の増加によって賃金が改善（上昇）すること。定期昇給は賃金改善に含めない

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