レポート埼玉県・人手不足に対する企業の動向調査（2025年4月）

SUMMARY

正社員の人手不足を感じている企業の割合は、2025年4月時点で48.2％となった。4月調査としては、2023年の52.1％をピークに2年連続で減少しているが、依然として約半数が人手不足を感じており高水準が続く。非正社員が不足しているのは28.6％で、こちらも2年連続で減少した。特に人手不足感が強いのは『運輸・倉庫』で、「2024年問題」から1年が経過したが、正社員が不足している企業は前年調査から10ポイント超増加して8割強で人手不足と回答。県内企業の人手不足感は緩やかに減少しているが、依然として高水準が続き、人手不足問題は企業にとって大きな課題となっている。

• 調査期間は2025年4月16日～4月30日。調査対象は埼玉県企業1001社、有効回答企業398社、回答率39.8％

  なお、雇用の過不足状況に関する調査は2006年5月より毎月実施しており、今回は2025年4月の結果をもとに取りまとめた。

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