レポート2025年度の雇用動向に関する秋田県内企業の意識調査
正社員の採用予定、51.0%で2年連続低下 大企業と中小企業で格差拡大 ~人手不足の一方で、採用見込みが低下~
帝国データバンク秋田支店が実施した「人手不足に対する秋田県内企業の動向調査(2024年10月)」によれば、正社員が「不足」と感じている企業の割合は50.0%で半数となり、人手不足が深刻化している。人材の獲得競争は激しさを増し、大企業では「初任給30万円」時代といわれるなど賃上げが大きなトレンドとなっている。
一方で、原材料価格をはじめとする物価高騰の影響を受け、収益確保に苦戦を強いられる中小企業は少なくなく、待遇面で劣る企業では従業員の流出を余儀なくされるなど、取り巻く環境は厳しさを増している。
そこで帝国データバンク秋田支店は、県内企業の2025年度の雇用動向(採用)に関する意識調査を実施した。本調査は、TDB景気動向調査2025年2月調査とともに行った。
※ 調査期間は2025年2月14日~2月28日、調査対象は190社で、有効回答企業数は104社(回答率54.7%)。
調査結果(要旨)
- 2025年度、正社員の採用予定がある企業は、前回調査から6.5ポイント減の51.0%。2年連続の低下で、2012年度以降で最も低い水準となった。業界別では『運輸・倉庫』がトップ
- 正社員の採用予定、新卒新入社員は34.6%、中途社員は44.2%
- 非正社員の採用予定がある企業は38.5%で2年連続低下。業界別では『サービス』が58.8%でトップ、『小売』が43.8%で続く
詳細は、以下のPDFをご覧ください
20250526_2025年度の雇用動向に関する秋田県内企業の意識調査

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