レポート富山県「社長年齢」分析調査（2024年）

富山県内企業の社長の平均年齢は、2024年時点で60.8歳だった。社長の交代率が3％台で低迷するなかで、26年連続で過去最高を更新した。

団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる「2025年問題」が到来しており、「経営者の病気・死亡」による倒産も増加している。円滑な事業承継に向けて、早期に準備を進める必要性が一層高まっている。

調査結果（要旨）

1. 2024年時点の社長の平均年齢は60.8歳。26年連続の上昇で過去最高を更新。社長が交代した割合は3.91％と前年から0.17pt低下。社長が交代する際の平均年齢は70.6歳といよいよ70歳台に
2. 50歳以上」の社長は8割を上回り、5年間で3.4pt上昇、「40歳未満」の若手経営者は2.5％
3. 都道府県別トップは秋田県と岩手県の62.6歳、最も低かったのは三重県の59.6歳、富山県は前年24位→25位に（石川県40位、福井県28位）

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