「団塊の世代」が75歳以上の後期高齢者となる「2025年問題」が到来した。帝国データバンク秋田支店が実施した調査では、2024年における秋田県企業の後継者不在率は72.3%と全国最高水準となり、代表者の年齢が「80代以上」は前年比で大幅に上昇した。足元では「経営者の病気・死亡」による倒産も増加しており、円滑な事業承継に向けて早期に準備を進める必要性が一層高まっている。
調査結果(要旨)
- 2024年時点の社長の平均年齢は62.6歳。前年を0.1歳上回り、31年連続の上昇で過去最高
社長が交代した割合は3.96%、前年からほぼ横ばい
- 「50歳以上」の社長は8割超、「40歳未満」の若手経営者は2.0%にとどまる
- 県別、「秋田県」と「岩手県」が全国トップ、6県全てで全国平均(60.7歳)を上回る
- 交代した社長の就任経緯、「同族承継」と「内部昇格」が多くを占める
詳細は、以下のPDFをご覧ください
20250512_秋田県「社長年齢」分析調査(2024年)

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