レポート三重県企業・2025年度の業績見通しに関する意識調査
2025年度の業績見通し、 「増収増益」企業の割合は 23.6%にとどまる 人手不足などの構造的な課題に加え、トランプ関税やインフレなどのリスクが急増 景気の急速な変化に注意が必要
SUMMARY
2025年度の三重県内企業の業績見通しは、増収増益を見込む企業の割合が23.6%と2年ぶりに減少し、減収減益も17.1%と2年ぶりに減少した。一方、売上利益ともに前年比横ばいとする企業が19.5%に上昇、また利益を前年比横ばいと想定する企業が増収と減収それぞれあわせて17.1%と上昇した。
仕入れ価格の高騰に応じた価格転嫁が部分的にとどまり、企業は利益確保に苦慮しているほか、人手不足の割合も上昇する中で人件費も高騰が続く。トランプ関税、日米貿易交渉に注視すべきだが、米国による世界経済へ与える影響も不透明感が増している。
※株式会社帝国データバンクは、三重県内の企業319社を対象に、「2025年度の業績見通し」に関するアンケート調査を実施した。なお、業績見通しに関する企業の意識調査は、2009年3月以降、毎年実施し今回で17回目
- 調査期間:2025年3月17日~3月31日(インターネット調査)
- 調査対象:三重県319社、有効回答企業数は123社(回答率38.6%)
詳細は、以下のPDFをご覧ください
20250509_三重県企業・2025年度の業績見通しに関する意識調査

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