レポート2025年度の雇用動向に関する山形県内企業の意識調査

正社員の採用予定、2年連続の低下 賃上げや原材料高などが採用抑制の要因にも ~正社員の採用、スキルを有した「中途」を求める傾向も~

2025/05/08
雇用・人材  アンケート

 山形労働局が発表した2025 年3 月の有効求人倍率(季節調整値)は1.35 倍で、前月を0.02 ポイント上回った。求職者数が1 万6539 人(前月比0.6%増)となった一方で、企業からの有効求人数も2 万2278 人(同2.1%増)と増加した。労働局は県内の雇用情勢について、「物価高騰等が雇用に与える影響に留意する必要がある」とした。

 また、帝国データバンクが実施した調査では、2025 年2 月時点での全国の人手不足企業の割合は「正社員」が30カ月連続して5 割台で経過するなど高水準となっている。物価の上昇と人手不足の状況がさらに長期化すれば、企業は厳しい判断を迫られることになろう。そこで、帝国データバンク山形支店では、2025 年度の雇用動向(採用)に関する山形県内企業の意識について調査を実施した。本調査は、TDB 景気動向調査2025 年2 月調査ともに実施した。

調査結果(要旨)

  1. 2025 年度、正社員の『採用予定がある』企業は51.4%、前回からは8.3 ポイントの減少となり、2 年連続の低下。業界別では、『金融』が100.0%となったが、採用数は減少する見込みである。
  2. 非正社員の『採用予定がある』

詳細は、以下のPDFをご覧ください

20250508_2025年度の雇用動向に関する山形県内企業の意識調査

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