レポート2025年度の雇用動向に関する長野県企業の意識調査

帝国データバンク長野支店が4月に発表した「人手不足に対する長野県企業の動向調査（2025年1月）」では、2025年1月時点の長野県における人手不足企業の割合は「正社員」が5カ月連続で50％を超え、「非正社員」は7カ月連続での25％超えと、いずれも高水準での推移が続いていた。
そこで、帝国データバンク長野支店は、2025年度の雇用動向（採用）に関する長野県企業の意識について調査を実施した。本調査は、TDB景気動向調査2025年2月調査とともに行った。

※調査期間は2025年2月14日～28日、調査対象は長野県内の594社で、有効回答企業数は266社（回答率44.8％）。全国の調査対象は全国2万6815社で、有効回答企業数は1万835社（回答率40.4％）。なお、雇用動向に関する調査は2005年2月以降、毎年実施し、今年で21回目

調査結果（要旨）

1.正社員の『採用予定がある』長野県企業は61.7％。4年連続で6割超えも、2年連続で前年度を下回る
2.正社員『採用予定がある』割合、主要業界別では『サービス』がトップ
3.正社員採用予定、新卒新入社員は46.2％、中途社員は53.8％
4.非正社員の『採用予定がある』長野県企業は41.4％。2年連続で低下し、『採用予定はない』を下回る
5.非正社員『採用予定がある』割合、主要業界別では『サービス』がトップ、『小売』が続く

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