レポート四国地区・2025年度の業績見通しに関する企業の意識調査

2025年度の業績見通し、「増収増益」企業の割合は5社に1社にとどまる ~人手不足などの構造的な課題に加え、インフレや増税などのリスクが急増~

2025/05/07
景気動向  アンケート

SUMMARY

2025年度の企業業績見通しは、増収増益を見込む四国の企業の割合が21.2%と2年ぶりに減少、減収減益は18.4%と2年ぶりに減少し、6年ぶりに2割を下回った。デジタル化を追い風に成長が期待される業界がある一方で、世界経済の減速や資源価格の変動、人手不足が逆風となる業界も多い。今後は個人消費回復が業績改善に不可欠であり、可処分所得の増加がカギとなる。企業はコストの見直しや新事業の開拓など変化への対応力が重要となるほか、トランプ関税の動向も注視すべき点となる。

  • 株式会社帝国データバンク高松支店は、四国地区に本社が所在する1197社を対象に、「2025年度の業績見通し」に関するアンケート調査を実施した。なお、業績見通しに関する企業の意識調査は、2009年3月以降、毎年実施し今回で17回目

    調査期間:2025年3月17日~3月31日(インターネット調査)
    調査対象:1197社、有効回答企業数は362社(回答率30.2%)

詳細は、以下のPDFをご覧ください

20250507_四国地区・2025年度の業績見通しに関する企業の意識調査

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