レポート静岡県・2025年度の業績見通しに関する企業の意識調査

2025年度の業績見通し、 「増収増益」企業の割合は 5社に1社にとどまる 人手不足や原料高のほか、 保護貿易主義の拡大リスクが急上昇

2025/05/01
景気動向  アンケート

SUMMARY

2025年度の企業業績見通しは、増収増益を見込む企業の割合が20.7%と2年連続で減少し、減収減益は22.9%と2年連続で増加した。結果として、3年ぶりに減収減益が増収増益を上回った。デジタル化を追い風に成長が期待される業種がある一方で、世界経済減速や資源価格の変動、人手不足が逆風となる業種も多い。今後は個人消費回復が業績改善に不可欠であり、可処分所得の増加がカギとなる。企業はコスト見直しや新事業開拓など変化への対応力が重要となるほか、トランプ関税の動向も注視すべき点となる。

  • 株式会社帝国データバンクは、全国2万6,674社を対象に、「2025年度の業績見通し」に関するアンケート調査を実施した。本調査は、全国調査分から静岡県内企業を抽出して分析した。
  • 調査期間:2025年3月17日~3月31日(インターネット調査)
  • 調査対象:静岡県781社、有効回答企業数は319社(回答率40.8%)

詳細は、以下のPDFをご覧ください

20250501_静岡県・2025年度の業績見通しに関する企業の意識調査

Contact Usお問い合わせ先

担当部署

株式会社帝国データバンク 静岡支店 TEL:054-254-8301