レポート2025年度の雇用動向に関する東北6県企業の意識調査
正社員の採用予定、55.6%で3年連続低下 大企業と中小企業で格差拡大 ~コロナ禍の2021年度以来、4年ぶりに6割を下回る~
帝国データバンク仙台支店が実施した「人手不足に対する東北6県企業の動向調査(2025年1月)」によれば、正社員が「不足」と感じている企業の割合は52.1%と半数を超え、人手不足が深刻化している。人材の獲得競争は激しさを増し、大企業では「初任給30万円」時代といわれるなど賃上げが大きなトレンドとなっている。
一方で、原材料価格をはじめとする物価高騰の影響を受け、収益確保に苦戦を強いられる中小企業は少なくなく、待遇面で劣る企業では従業員の流出を余儀なくされるなど、取り巻く環境は厳しさを増している。
そこで帝国データバンク仙台支店は、東北6県企業の2025年度の雇用動向(採用)に関する意識調査を実施した。本調査は、TDB景気動向調査2025年2月調査とともに行った。
調査結果(要旨)
- 2025年度、正社員の採用予定がある企業は55.6%と3年連続で低下。コロナ禍の2021年度以来4年ぶりに6割を下回る。業界別では『金融』が約8割でトップ
- 正社員の採用予定、新卒新入社員は37.9%、中途社員は45.6%
- 非正社員の採用予定がある企業は40.5%で2年連続低下。業界別では『サービス』が56.6%でトップ、『農・林・水産』(55.6%)が5割台で続く
詳細は、以下のPDFをご覧ください
20250425_2025年度の雇用動向に関する東北6県企業の意識調査

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