レポート2025年度の雇用動向に関する神奈川県内企業の意識調査
正社員の採用予定、2年連続の低下 大企業と中小企業で格差、賃上げが採用抑制の要因に ~ 採用予定がある業界は『運輸・倉庫』がトップ ~
厚生労働省が発表した2024年の平均有効求人倍率は1.25倍となり、前年から0.06ポイント減と3年ぶりに低下した。一方、正社員の人手不足を感じている神奈川県内企業の割合は57.4%(2025年2月時点)と過去最高水準で推移している。「労働力の定着・確保」のために賃金改善を見込む企業が増える一方、物価の高騰や賃上げなどコストアップ要因を吸収できず、賃上げの必要性を理解しながらも改善が難しいとする企業も多くみられるなど、深刻な人材不足への対応が注目されている。
帝国データバンク横浜支店は、2025年度の雇用動向(採用)に関する神奈川県内企業の意識について調査を実施した。本調査は、TDB景気動向調査2025年2月調査とともに行った。
調査結果(要旨)
- 2025年度に正社員の採用予定がある企業は57.4%、非正社員の採用予定がある企業は38.7%、ともに2年連続の低下
- 規模別に正社員の『採用予定がある』割合をみると、「大企業」が8割を超えているのに対し、「中小企業」は5割強にとどまる
- 業界別に採用予定がある企業をみると、正社員と非正社員のどちらも『運輸・倉庫』がトップ
詳細は、以下のPDFをご覧ください
20250422_2025年度の雇用動向に関する神奈川県内企業の意識調査

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