レポート2025年度の雇用動向に関する茨城県内企業の意識調査
県内企業の正社員採用予定、4年ぶりに6割を下回る ~ 「大企業」と「中小企業」の間で雇用動向に大きな開き ~
帝国データバンクが実施した調査「人手不足に対する茨城県内企業の動向調査(2025年1月)」では、県内企業の人手不足企業の割合が「正社員」で56.1%となり1月としてはコロナ禍以降で最高となった。「非正社員」においても37.2%と前年同月を5.2ポイント上回り、いずれも高い水準で推移している。人手不足の状況がさらに長期化すれば、企業は厳しい経営判断を迫られることになろう。
そこで、帝国データバンクは、2025年度の雇用動向(採用)に関する茨城県内企業の意識について調査を実施した。本調査は、TDB景気動向調査2025年2月調査とともに行った。
※調査期間は2025年2月14日~28日、調査対象は茨城県内企業423社で、有効回答企業数は165社(回答率39.0%)。
調査結果(要旨)
- 2025年度に正社員の『採用予定がある』茨城県内の企業は57.6%。前回調査(2024年2月実施)から3.9ポイント減少し、4年ぶりに6割を下回った
- 非正社員の『採用予定がある』県内企業は42.4%。前回調査から0.1ポイント増となった
- 『採用予定がある』県内企業を業界別にみると、正社員は前回調査に続き「2024年問題」に直面している『運輸・倉庫』が75.0%、非正社員は『小売』が50.0%で最も高かった
- 正社員の採用見込みを採用形態別に見ると、「新卒新入社員」38.8%、「中途社員」52.1%
詳細は以下のPDFをご覧ください
20250417_2025年度の雇用動向に関する茨城県内企業の意識調査

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