奈良県の社長平均年齢は、2024年時点で60.8歳であった。社長交代率は3.26%と低迷するなかで、社長の平均年齢は34年連続で上昇しており、高齢化に歯止めがかかっていない。
円滑な事業承継に向け早期に準備を行っていく必要があるが、現状は思うように承継が進んでいない。社長が高齢となれば、「不測の事態」が生じる可能性は高まり、企業経営に重大な影響を及ぼしかねない。社長の高齢化リスクが高まるなか、十分な期間を設けた事業承継の実施に向け、周到な準備が求められている。
調査結果(要旨)
- 2024年時点の社長の平均年齢は60.8歳。前年を0.2歳上回り、34年連続の上昇で過去最高を更新、社長が交代した割合は3.26%、前年からほぼ横ばいの3%台
- 「50歳以上」の社長は82%、「40歳未満」の若手経営者は2.8%にとどまる
- 社長交代前後の平均年齢変化は70.9歳から52.4歳となるものの、後継者の選定や事業承継に遅れがみられている
詳細は以下のPDFをご覧ください
20250409_奈良県「社長年齢」分析調査(2024年)

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