レポート三重県内企業「社長年齢」分析調査（2024年）

75歳以上の後期高齢者が国民の5人に1人を占めるという「2025年問題」が取りざたされる中、企業経営の現場においても事業承継の課題が一層深刻になるといわれている。

帝国データバンク四日市支店が実施した調査では、2024年における三重県での後継者不在率は全国で最も低い34.1％となった。円滑な事業承継には中長期的な準備期間が必要であるが、足元では社長の高齢化には歯止めがかからない状態が続いており、バトンタッチが間に合わず事業継続に影響を及ぼすケースが増加する可能性がある。

調査結果（要旨）

1. 2024年時点の三重県内企業の社長平均年齢は59.6歳。前年を0.2歳上回り過去最高を更新。社長が交代した割合は3.20％、前年から後退
2. 「50歳以上」の社長は80.9％、「30代以下」の若手経営者は3.3％にとどまる
3. 都道府県別、三重県の59.6歳が最も若いが、一方トップは岩手県・秋田県の62.6歳

詳細は、以下のPDFをご覧ください