熊本県では世界的半導体メーカーのTSMC社の進出をきっかけに、半導体関連企業の集積が加速している。各自治体としても半導体産業の集積を図ることで、県内経済の成長や産業基盤の強靱化を目指している。
また、テレワークやリモートワークの定着も広がるなか、BCP対策や地方創生、従業員のワークライフバランス向上などを理由とした地方移転が加速する可能性もあり、本社移転動向が注目される。
そこで帝国データバンク熊本支店は、2024年に熊本県へ本社所在地の転入が判明した企業および熊本県から転出が判明した企業(個人事業主、非営利法人等含む)を、企業概要データベース「COSMOS2」(約148万社収録)から抽出。移転年別と転入元・転出先、業種別、売上高規模別に集計・分析を行った。
調査結果(要旨)
- 熊本県企業の本社移転、5年連続の転出超過
- 熊本県の転出は「建設」、転入は「サービス」が最多
- 転出、転入ともに小規模企業が中心
- 熊本県からの転出先は福岡県が最多、熊本県への転入元は東京都、福岡県が最多
詳細は、以下のPDFをご覧ください
20250317_熊本県・本社移転動向調査(2024年)

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