レポート群馬県内企業「メインバンク」動向調査(2024)

トップは群馬銀行、県内シェア45.29% しののめ信金、東和銀行が続く

2025/02/13
資金繰り  金融

人口減少や超低金利の長期化による収益環境の悪化で厳しい経営環境が続いてきた金融機関は、政策金利の引き上げなどが追い風となり収益改善に転換しつつある。一方、割安な手数料や横断的な各種サービスで顧客囲い込みを図るネット銀行の動きが活発化してきている。コロナ禍で疲弊した中小企業への対応について、資金繰り支援から事業再生局面に軸足が移りつつあるなか、地域金融機関に求められる役割は経営の様々な場面で拡大。多様な課題を抱える中小企業の経営を立て直す役割が地域金融機関に求められており、中小企業は選択する「メインバンク」によって今後の経営に影響を受ける可能性がある。

帝国データバンク群馬支店では、2024年10月末時点の企業概要データベース「COSMOS2」(約147万社収録、特殊法人・個人事業主含む)をもとに、群馬県内の企業が「メインバンク」と認識する金融機関を分析した。一企業に複数のメインがあるケースでは、各企業が最上位として認識している金融機関をメインバンクとした。

[注] 本調査は帝国データバンクが独自に調査・保有する企業概要データベース「COSMOS2」に収録された企業データであるため、各金融機関がメインとして認識する実数と異なる場合がある

調査結果(要旨)

  1. トップは「群馬銀行」 シェア45.29%(前年比▲0.54pt)。1万2172社(前年比51社増)がメインバンクとして認識

  2. 業種別:すべての業種で1位は「群馬銀行」。2位は7業種中5業種の「しののめ信金」

  3. 年商「50億円以上」の企業はメガバンクを選択するケースが目立つ(3大メガバンクがTOP10にランクイン)

詳細は、以下のPDFをご覧ください

20250213_群馬県内企業「メインバンク」動向調査(2024)

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