レポート大分県企業「休廃業・解散」動向調査（2024年）

帝国データバンク大分支店では、2024年1月～12月に発生した企業の休廃業・解散動向について調査・分析を行った。

• 帝国データバンクが調査・保有する企業データベースのほか、各種法人データベースを基に集計
• 「休廃業・解散企業」とは、倒産（法的整理）を除き、特段の手続きを取らずに企業活動が停止した状態の確認（休廃業）、もしくは商業登記等で解散（但し「みなし解散」を除く）を確認した企業の総称
• 調査時点での休廃業・解散状態を確認したもので、将来的な企業活動の再開を否定するものではない。また、休廃業・解散後に法的整理へ移行した場合は、倒産件数として再集計する場合もある

  [注] Ｘ年の休廃業・解散率＝X年の休廃業・解散件数/（X-1）年12月時点企業数

調査結果（要旨）

1. 2024年大分県企業の休廃業・解散は535件、前年比12.2％増
2. 「黒字」休廃業の割合は69.9％、「資産超過」休廃業の割合は64.6％
3. 休廃業企業の経営者年齢は平均71.7歳、最も休廃業が多い年齢は77歳
4. 業種別では「サービス業」が最多、次いで「建設業」「小売業」
5. 大分県の地域別では「大分市」が最多、次いで「別府市」「日田市」「佐伯市」

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