レポート2024年冬季賞与動向調査(茨城県)

冬のボーナスを増やす県内企業は22.5%、 前年を2.2ポイント上回る ~ 『製造』が最も高く、『建設』は2年連続の増加 ~

2024/12/19
雇用・人材  アンケート  景気動向

国内景気の行方を左右する個人消費の動向。2024年の春闘では、大企業において満額回答が相次いだものの、中小企業の賃上げは見劣りする一面もあった。物価の上昇スピードに賃上げが十分に追いつかない状況は、家計の節約志向が高まる背景となっている。2025年の景気回復につながる年末商戦における冬のボーナスへの注目度は一段と高まってきた。

こうした背景を受けて、帝国データバンクは2024年冬季賞与の動向について調査を実施した。

※ 調査期間は2024年11月18日~30日、調査対象は茨城県内企業425社で、有効回答企業数は182社(回答率42.8%)。

調査結果(要旨)

  1. 2024年の冬季賞与(ボーナス、一時金、寸志などを含む)について、「賞与はあり、増加する(した)」と回答した茨城県内の企業は22.5%となり、前年(20.3%)を2.2ポイント上回った。一方、「賞与はあるが、減少する(した)」は12.1%(前年15.2%)、「賞与はあり、変わらない」が47.8%(同44.7%)、「賞与はない」は12.6%(同11.2%)だった
  2. 業界別でみると、『建設』『運輸・倉庫』『サービス』の3業界で冬季賞与が「増加」する(した)割合が高まった。『運輸・倉庫』(13.3%)は前年(0.0%)より13.3ポイント上昇し最も大きい上げ幅、『建設』(21.6%)は2年連続の増加だった。『製造』(29.2%)は前年から5.4ポイント減少したものの最も高く、『小売』(25.0%)、『サービス』(23.1%)、『建設』(21.6%)が2割台で続いた

詳細は、以下のPDFをご覧ください

20241219_2024年冬季賞与動向調査(茨城県)

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