レポート2024年冬季賞与の道内企業の動向調査

国内景気の行方を左右する個人消費の動向。2024年の春闘では、大企業において満額回答が相次いだものの、中小企業の賃上げは見劣りする一面もあった。物価の上昇スピードに賃上げが十分に追いつかない状況は、家計の節約志向が高まる背景となっている。2025年の景気回復につながる年末商戦における冬のボーナスへの注目度は一段と高まってきた。

こうした背景を受けて、帝国データバンク札幌支店は2024年冬季賞与の道内企業の動向について調査を実施した。

※ 調査期間は2024年11月18日～11月30日、調査対象は北海道1,134社で、有効回答企業数は501社（回答率44.2％）

調査結果（要旨）

1. 冬季賞与の 1 人当たり平均支給額が前年より「増加」する企業は 24.6％に微減
2. 冬季賞与が「増加」する企業の割合、前年より高まったのは 9 業界中 3 業界にとどまる

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