レポート

リスキリングに関する栃木県内企業の意識調査(2024年)

「リスキリングに積極的」な県内企業22.0% ~ 時間、人材、ノウハウ、様々なリソース不足が課題 ~

リスキリングとは「新しい職業に就くために、あるいは今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」である。生産性の向上が大きな課題とされる日本経済において、従業員のスキルを上げ一人当たりの労働生産性を高めることは、喫緊の課題と言える。まして、人手不足が蔓延化している中小企業においては、簡単に人員が補充されることは期待薄である。となれば、「一人の社員が何でもできる」イメージは経営者にとっては非常に心強いものとなるだろう。ただし、課題も多い。

スキルアップのために必要な時間やノウハウをどう提供するのか、リスキリングに取り組んだ従業員にはどういった処遇で応えるのか・・・などなど悩ましい部分もある。

そこで、帝国データバンク宇都宮支店ではリスキリングに対する企業の取り組み状況やその内容、課題について調査を実施した。

※調査期間は2024年10月18日~10月31日。調査対象は栃木県内企業411社、有効回答企業数は154社(回答率37.5%)。なお、リスキリングに関する調査は2022年9月に続いて2回目だが、今回は設問内容を変えて調査を実施した

調査結果(要旨)

  1. 実際にリスキリングに「取り組んでいる」県内企業は5.8%、今後「取り組みたいと思う」は16.2%となり、リスキリングに「積極的」な意欲を示した企業は22.0%にとどまり、消極的な意識が中心だった
  2. 積極的な企業、主要業界別では「製造」(35.5%)、「サービス」(27.2%)などで高水準。規模別では大企業(26.9%)が最も高く、中小・小規模企業とは格差が表れた
  3. リスキリングの取り組み内容、「eラーニング、オンライン学習サービスなどの活用」が52.9%、「従業員のスキルの把握、可視化」が50.0%などで上位に並んだ
  4. リスキリングに取り組む課題、時間や人材、ノウハウなどリソース不足が浮き彫りとなった。また、「どこから手をつけて良いか分からない」といった、中小企業の本音も顕在化した

詳細は、以下のPDFをご覧ください

20241206_リスキリングに関する栃木県内企業の意識調査(2024年)

Contact Usお問い合わせ先

担当部署

株式会社帝国データバンク 宇都宮支店 TEL:028-636-0222 FAX:028-633-5639