レポート人手不足に対する静岡県内企業の動向調査(2024年10月)

正社員不足を感じている企業は50.5%、 6年ぶりに5割を上回った ~業種別では「建設」「運輸・倉庫」が突出して高い~

2024/12/03
雇用・人材  アンケート

「仕事はあるが、人手不足で受けきれない」といった苦悩の声が、業種を問わず多くの企業からあがっている。業績拡大の大きな足かせとなる人手不足は、今や日本全体の社会問題だ。2025年は「団塊の世代」のほとんどが75歳以上の後期高齢者に到達し、「団塊ジュニア」の多くが50歳以上となるなど、更なる労働力不足が予測される。こうしたなか、業務効率化に向けた生産性の向上は企業経営を左右する大きな要素であり、DXを含めた省人化への早期着手がカギを握る。

※ 調査期間は2024年10月18日~10月31日。調査対象は静岡県内企業786社、有効回答企業数は332社(回答率42.2%)。なお、雇用の過不足状況に関する調査は2006年5月より毎月実施しており、今回は2024年10月の結果をもとに取りまとめた

調査結果(要旨)

  1. 正社員が不足している企業の割合は50.5%で6年ぶりに5割を上回った。業種別では、2024年問題に直面した「建設」が77.8%、「運輸・倉庫」が73.9%で突出して高くなった
  2. 非正社員における人手不足割合は27.9%となり、前年同月比4.7pt上昇した。業種別では「サービス」が44.0%で最も高くなった

詳細は、以下のPDFをご覧ください

20241203_人手不足に対する静岡県内企業の動向調査(2024年10月)

Contact Usお問い合わせ先

担当部署

株式会社帝国データバンク 静岡支店 TEL:054-254-8301 FAX:054-254-6602