レポート人手不足に対する千葉県内企業の意識調査(2024年10月)
従業員の不足感 正社員・非正社員とも10月としては過去最高 ~ 正社員の人手不足、「建設」で突出 ~
はじめに
「仕事はあるが、人手不足で受けきれない」といった苦悩の声が、業種を問わず、多くの企業から上がっている。業績拡大の大きな足かせとなる人手不足は、今や日本全体の社会問題だ。2025年は「団塊の世代」のほとんどが75歳以上の後期高齢者に到達し、「団塊ジュニア」の多くが50歳以上となるなど、さらなる労働力不足が予測される。こうしたなか、業務効率化に向けた生産性の向上は、企業経営を左右する大きな要素であり、DXを含めた省人化への早期着手がカギを握る。
帝国データバンクは、2006年5月より雇用の過不足状況に関する調査を毎月実施しており、今回は2024年10月の結果をもとに、千葉県内企業の人手不足に対する状況を取りまとめた。
※調査期間は2024年10月18日~10月31日。調査対象は全国2万7008社、千葉県766社で、有効回答企業数は全国1万1133社(回答率41.2%)、千葉県311社(同40.6%)。
調査結果(要旨)
- 正社員が「不足」と感じている県内企業は53.8%で、前年同月比2.2ポイント上昇。非正社員では36.0%となり、前年同月から4.7ポイント上昇。正社員・非正社員とも10月としては過去最高を記録
- 業界別では、正社員が「不足」と感じている県内企業が、「建設」(73.3%)で突出して高く、「運輸・倉庫」(58.3%)、「サービス」(57.8%)が続く。非正社員は「サービス」(47.2%)、「建設」(43.2%)、「小売」(42.9%)で高率
詳細は、以下のPDFをご覧ください
20241202_人手不足に対する千葉県内企業の意識調査(2024年10月)

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