レポート広島県 人手不足に対する企業の意識調査(2024年10月)

正社員の人手不足49.6%、約5割に上昇 2024年問題を抱える「運輸・倉庫」は77.8%に

2024/11/22
雇用・人材  アンケート

10月29日に総務省統計局が発表した「労働力調査(2024年9月分・速報)」によると、就業者数は6814万人で、前年同月に比べて27万人多く、26ヵ月連続で増加した。正規の職員・従業員数は3692万人で、前年同月に比べて59万人多く、11ヵ月連続で増加した。非正規の職員・従業員数は2107万人で、前年同月に比べて34万人少なく、2ヵ月ぶりに減少した。完全失業者数は173万人で、前年同月より9万人少なく、2ヵ月連続で減少した。

厚生労働省が同日に発表した全国の2024年9月の「有効求人倍率(季節調整値)」は1.24倍となった。『広島県』(1.42倍)は都道府県別で10番目に高く、全国より高い水準となった。10月における広島県の企業の人手不足感はどうだったのだろうか。

帝国データバンク広島支店では、広島県に本社を置く企業へ人手不足に対する意識について調査を実施した。今回の調査期間は、2024年10月18日~31日。調査対象は711社で、有効回答企業数は266社(回答率37.4%)。なお、2008年1月から集計を開始。

調査結果(要旨)

  1. 「正社員が不足している」企業は49.6%、約5割に上昇

    業種別、『運輸・倉庫』(構成比77.8%)が最も高く、『建設』(64.5%)が続く

  2. 「非正社員が不足している」企業は29.7%、約3割に上昇

    業種別、『サービス』(41.7%)が最も高く、『運輸・倉庫』(40.0%)が続く

詳細は、以下のPDFをご覧ください

20241122_広島県 人手不足に対する企業の意識調査(2024年10月)

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