レポート中国地方 人手不足に対する企業の意識調査(2024年10月)

正社員の人手不足52.2%、5割を上回る 「建設」「運輸・倉庫」「サービス」は6割超

2024/11/22
雇用・人材  アンケート

10月29日に総務省統計局が発表した「労働力調査(2024年9月分・速報)」によると、就業者数は6814万人で、前年同月に比べて27万人多く、26ヵ月連続で増加した。正規の職員・従業員数は3692万人で、前年同月に比べて59万人多く、11ヵ月連続で増加した。非正規の職員・従業員数は2107万人で、前年同月に比べて34万人少なく、2ヵ月ぶりに減少した。完全失業者数は173万人で、前年同月より9万人少なく、2ヵ月連続で減少した。

厚生労働省が同日に発表した全国の2024年9月の「有効求人倍率(季節調整値)」は1.24倍となった。『中国地方』は1.42倍となり、全国10地域別では『北陸』(1.50倍)に次いで2番目に高かった。10月における中国地方の企業の人手不足感はどうだったのだろうか。

帝国データバンク広島支店では、中国地方に本社を置く企業へ人手不足に対する意識について調査を実施した。今回の調査期間は、2024年10月18日~31日。調査対象は2117社で、有効回答企業数は759社(回答率35.9%)。なお、2008年1月から集計を開始。

調査結果(要旨)

  1. 「正社員が不足している」企業は52.2%、5割を上回る

    業種別、『建設』(構成比66.4%)が最も高く、『運輸・倉庫』(65.7%)が続く

  2. 「非正社員が不足している」企業は26.7%、横ばい傾向が続く

    業種別、『運輸・倉庫』(39.3%)が最も高く、『サービス』(34.4%)が続く

詳細は、以下のPDFをご覧ください

20241122_中国地方 人手不足に対する企業の意識調査(2024年10月)

Contact Usお問い合わせ先

担当部署

株式会社帝国データバンク 広島支店情報部 TEL:082-247-5930  FAX:082-249-1242