長い業歴のなかで、変化を恐れず「進取の気性」を持つことで多くの災害や需要の変化などを乗り越えてきた老舗企業。国内の多くを占めているファミリービジネスや質素・倹約などを記した家訓に代表される商業精神など、日本ならではの老舗の姿は経営の教科書的存在として取り上げられることが多く、商売繁盛に向けての模範として扱われている。
一方で、足元では老舗企業の倒産が目立っている。「老舗=安泰」のイメージが崩れかけており、本業の事業性評価が問われるなど老舗企業の底力が試されている。
そこで、帝国データバンクは、創業・設立から100年以上の業歴が確認できた企業を「老舗企業」と定義、分析を行った。
調査結果(要旨)
- 2024年9月時点における全国の老舗企業数は4万5284社、「茨城県」は950社
- 老舗出現率は全国で2.75%、トップは京都府で5.35%。「茨城県」は2.94%で全国の2.75%を上回る
- 業種別では「清酒製造」が最も多く、酒類関連が上位に並ぶ
- 売上高別では、「1億円未満」が51.0%と半数超え
詳細は、以下のPDFをご覧ください
20241114_茨城県「老舗企業」分析調査(2024年)

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