はじめに
2014年10月、東京都民銀行(地方銀行)と八千代銀行(第二地方銀行)の経営統合に伴い、共同持ち株会社「東京TYフィナンシャルグループ」が発足した。また今年6月には同グループと新銀行東京が2016年4月に経営統合することで基本合意。金融機関の再編機運が加速するなか、地域の中小企業向け融資に注力し、地域企業と密着している信用金庫の動向も見逃せない。
帝国データバンクでは、東京23区に本店を置く21の信用金庫の、2013年3月末、2014年3月末、2015年3月末の預金積金残高、貸出金残高、自己資本比率の推移について調査した。
調査結果
- 2015年3月末時点での東京23区に本店を置く21金庫の合計預金積金残高は、20兆2415億8500万円。前年(19兆9031億5400万円)比で増加率1.70%となり、21金庫中、9割の19金庫で増加した。
- 2015年3月末時点での21金庫の合計貸出金残高は、10兆8823億1200万円。前年(10兆5964億6400万円)比で増加率2.70%、21金庫中、7割超の16金庫で増加した。
- 2015年3月末時点での21金庫の平均自己資本比率は、10.57%。2013年3月末時点の10.13%、2014年3月期の10.58%とほぼ横ばいで推移している。
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