レポート神奈川県内の「新型コロナウイルス関連倒産」動向調査 <速報>
神奈川県内 「コロナ倒産」、250件に達する ~ 全国で3番目、業種別ではサービスが71件で最多 ~
調査結果
- 新型コロナウイルスの影響による神奈川県内の倒産(法的整理・事業停止、負債1000万円未満も含む)は9月27日、250件に達した。都道府県別では、東京都、大阪府に次ぐ全国3番目
- 月別にみると、2022年1月に月間最多となる16件の倒産が発生。また、今年1月からの累計は97件となり、前年を上回るペースで発生
- 負債総額は合計470億4000万円で、1社あたりの平均負債額は1億8800万円。負債トップはパン小売の(株)ベルベ(負債58億8800万円)。負債別では、「1億円未満」が145件で全体の58.0%を占めた
- 業種別では、「サービス業」が71件(構成比28.4%)でトップ。以下、「小売業」(59件)、「建設業」(38件)と続く。地域別では、「横浜市」が125件(同50.0%)で最多。以下、「川崎市」(27件)、「相模原市」(17件)などとなっている
- コロナ禍が長期化するなかで経営体力が疲弊している中小企業・小規模企業は数多く存在しており、また原材料費の高騰や円安の影響など企業を取り巻く環境は厳しさを増している。業績の立て直しが困難となるなかで、資金繰りに行き詰まるコロナ関連倒産は今後も高水準が続く可能性が高い
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