景気DI | 前月比 | 今月の特徴 |
---|---|---|
41.9 | -2.8 | 3カ月ぶりに悪化 |
概況
「青森」の景気DIは41.9となり、前月から2.8ポイント悪化した。比較的安定した景況感にあった『建設』が悪化したほか、消費低迷から『小売』『サービス』も悪化している。物価高が続く状況下、価格転嫁が難しい企業の収益環境は厳しく、企業規模や業種による格差は顕著となっている。今後もしばらくは一進一退といった足踏み状態が続く可能性が高い。
景気DI
景気DIは41.9となり、前月から2.8ポイント悪化した。都道府県別順位は33位となっており、前月(14位)よりも低下、東北6県の中では上位を維持している。企業を取り巻く収益環境は厳しく、『建設』と「飲食料品小売」の景気DIが大きく悪化している。
規模別DI
「大企業」は41.7と前月より4.1ポイントの悪化、また「中小企業」も41.9と前月より2.7ポイント悪化した。「小規模企業」についてはも44.7と前月から6.1ポイント悪化し、各企業とも悪化傾向であった。
業界別DI
前月と比較可能な9業界中、改善は3業界、悪化は4業界、2業界は横ばいだった。51業種別では、「繊維・繊維製品・服飾品小売」や「化学品製造」は改善したが、「飲食料品小売」と「自動車・同部品小売」が大きく悪化し、業界毎の格差が拡がっている。
先行き見通しDI
先行き見通しDIは、「3カ月後」、「6カ月後」がいずれも前月より1ポイント程度低下しており、先行きが見通しづらくなっている。
「東北ブロック・青森県(2024年11月)」の詳細