レポート

TDB景気動向調査2024年1月(四国ブロック・愛媛県)

景気DI

前月比

今月の特徴

43

0.3

2カ月ぶりに改善

概況

「愛媛」の景気DIは2カ月ぶりに改善した。業界別ではほとんどで改善しているが動きは小幅で、落ち込んだ先月の反動であるともとれる。先行きも慎重な見方が多く、具体的には「円安の進行」と「資材価格の高騰」を懸念材料として上げる声が目立つ。全体としては低水準での推移が続いており、引き続き一進一退の展開が続くとみられる。

景気DI

「愛媛」の景気DIは前月比0.3ポイント増の43.0となり、11カ月連続で40台を維持した。県別順位は前月33位から25位へと上昇したが、『全国』を19カ月連続で下回った。

規模別DI

「大企業」と「小規模企業」で改善、「中小企業」で横ばいとなった。回答の大半を占める「中小企業」は「大企業」を6カ月連続で下回った。

業界別DI

回答数が10社を超える5業界では『卸売』を除く4業界で改善した。『小売』は3カ月連続の改善となり、『建設』も2カ月ぶりに50ポイントを超えた。一方で『卸売』は3カ月ぶりに40ポイントを下回った。

先行き見通しDI

「3カ月後」は前月比0.8ポイント減、「6カ月後」は同横ばい、「1年後」は同0.3ポイント増となった。規模別では「大企業」が全てで改善、「小規模企業」が全てで悪化した。業界別では『建設』が全ての期間で改善した。

「四国ブロック・愛媛県(2024年1月)」の詳細