レポート

新和総電株式会社

2002/06/10

TDB企業コード:270049011 埼玉県熊谷市 プリント基板・半導体電子部品等卸、不動産賃貸 事業停止、自己破産申請へ 負債44億円

「埼玉」 新和総電(株)(資本金8000万円、熊谷市下奈良266-2、代表藤沢喜良氏、従業員47人)は、6月5日に群馬(熊谷)ほかで1回目不渡りを出し、事業を停止した。負債は割引残高を含め約44億円。

 事後処理を新井哲男弁護士(東京都千代田区麹町6-4、電話03-5212-3621)に一任し、自己破産申請の意向である。

 当社は、1958年(昭和33年)創業、63年(昭和38年)7月に法人改組したプリント基板・半導体電子部品等卸及び不動産賃貸業者。プリント基板35%、半導体・電子部品28%、弱電気用プラスチック成型品20%、金型電気部品組立12%、その他5%程の比率で扱い、関連会社の東北新和電産(株)(青森市)や総電観光(株)(青森市)とともに新和グループを形成していた。また不動産事業では所有するホテルフジサワ八甲田及びロッジ・フジサワ石打の施設を運営会社の総電観光(株)に賃貸し、家賃収入を得ていた。高水準の技術力と長年の実績を背景に大手電機メーカーを中心とした得意先から受注を確保し、2001年6月期には年売上高も48億9800万円を計上していた。

 バブル期に取得したホテルフジサワ八甲田やロッジ・フジサワ石打の借り入れ負担が重く、今期に入ってからはIT不況の影響を受け、得意先が在庫調整を積極的に進めたことで受注が大幅に減少、資金調達も限界に達した。

 なお、6月17日には午後3時30分より「埼玉県熊谷市福祉センター」(熊谷市箱田5-6-2)で債権者説明会を開催の予定である。