レポート

協和広告株式会社

2002/06/05

TDB企業コード:500064281 東京都港区 中堅の広告代理店 自己破産申請 負債65億円

「東京」 既報(6月3日掲載)、5月31日付けで事業を停止し、事後処理を弁護士に一任していた、協和広告(株)(資本金3000万円、港区西新橋3-12-10、登記面=京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-64、代表太田人央<オオタ
ヒトシ>氏、従業員135人)は、6月4日に東京地裁へ自己破産を申請した。

 負債は約65億円。

 申請代理人は宮谷隆弁護士(東京都千代田区丸の内1-1-2、電話03-5223-7783)。

 当社は、1954年(昭和29年)10月に大阪市で設立された老舗の広告代理店。業界中堅クラスに位置し、59年に放送を開始した長寿番組「スター千一夜」の企画や、ハトヤホテルなどのCMソング制作でも知られていた。テレビ、ラジオなどの電波媒体を主力に、新聞や雑誌など全般的な媒体を扱い、セールスプロ-モーション、マーケティングリサーチ・戦略策定、広告効果測定なども行う総合広告代理業者として、全国主要都市に支社を配し、ピーク時の92年1月期には年収入高約175億1000万円を計上していた。

 近年は、クライアントの経費削減意識の高まりから広告費が抑制され、受注減少を余儀なく、2002年同期の年収入高は約135億1300万円と低迷し、前期比約10%の減収となるなど業況悪化が進展していた。