レポート

株式会社丸信ほか3社

2000/02/28

TDB企業コード:650015017 山口県吉敷郡 スーパー スーパー「マルシン」経営 自己破産を申請 負債152億円

2月24日に山口(小郡)で2回目不渡りを出していた(株)丸信(資本金9000万円、山口県吉敷郡小郡町上郷流通センター西901-21、登記面=山口県防府市栄町1-6-15、代表有田昇氏、従業員58人)は、2月28日、山口地裁へ自己破産を申請した。
 申請代理人は末永汎本弁護士(山口市駅通り2-3-18、電話0839-22-0415)。
 同社は1959年(昭和34年)4月にスーパー経営を目的に設立したもので、「マルシン」の名称で5店舗を有するほか、グループ会社の(株)宇部丸信で2店舗、(株)岩国丸信で4店舗、(株)下関丸信で1店舗、ほか1社で1店舗とグループで合計13店舗を展開。各店舗への仕入れは丸信が一括しておこない、ピーク時の92年2月期には年売上高約70億4100万円を計上していた。
 しかし、景気低迷による個人消費の落ち込みに加え、郊外において大型店舗が相次いで出店してきたことから、以降は売り上げが減少を続け、99年同期の年売上高は約45億2900万円まで低迷していた。
 このため、99年末からは取引先などからの支援を受けて営業を続行する一方、不動産の売却や賃貸、従業員削減などリストラを断行していたものの、資金繰り改善には至らず、手形ジャンプ要請も不調に終わったことで、ついに事業継続を断念、今回の措置となった。
 また、グループ会社の(株)宇部丸信(資本金8000万円、同所、同代表)、(株)下関丸信(資本金8000万円、同所、同代表)、(株)岩国丸信(資本金1500万円、同所、代表河内山高明氏)の3社も、丸信に連鎖する形で2月28日、山口地裁へ自己破産を申請した。
 負債は(株)丸信が約80億円、(株)宇部丸信が約40億円、(株)下関丸信が約7億円、(株)岩国丸信が約25億円で、4社合計では約152億円(グループ内貸借相殺後は約112億円)。