レポート

株式会社エコン

2002/06/03

TDB企業コード:810160396 福岡県鞍手郡   民事再生手続き開始を申請 負債30億円

「福岡」 (株)エコン(資本金7500万円、鞍手郡宮田町鶴田1896、代表福村廣次氏、従業員 140人)は、5月28日に福岡地裁に民事再生手続きの開始を申請し、30日に財産保全命令を受けた。

 申請代理人は池永満弁護士(福岡市東区馬出2-1-22、電話092-642-8521)。監督委員は林優弁護士(福岡市中央区大名2-2-26、電話092-712-6543)が選任されている。

 当社は、1974年(昭和49年)9月に設立された。浄化槽、水槽、自動車部品、電気部品などの樹脂製品を製造、大手の電線、鉄管、鉄道、商社向けに取引先を広げ、工場を相次いで開設、92年1月に中国青島に工場を開設し、それを機に商号を大和レジン工業(株)から現商号に社名変更した。積極展開から業績も拡大し、93年3月期の年売上高は約20億円を計上していた。

 97年10月に約4億円の大口焦げ付きが発生、その後、景気低迷の影響から売上高は下降、98年3月の年売上高は約15億円に落ち込んでいた。2000年に入って業容は回復し、2001年3月は過去最高規模の年売上高約26億円を計上したが、収益は伸び悩み累積赤字を抱えての経営で資金的な余裕がなく支払いジャンプの要請などで切り抜けようとしていた。こうした中、3月5日にはあさひ銀行(北九州)で1回目不渡りを出していた。

 負債は約30億円。