レポート

株式会社マツヤ・トラストエイジェンシー

2002/06/03

TDB企業コード:581965899 大阪府大阪市西区 マツヤデンキの100%出資 特別清算開始決定受ける

「大阪」 (株)マツヤ・トラストエイジェンシー(資本金3000万円、大阪市西区北堀江1-1-23、清算人榊精之介氏)は、2月28日の株主総会で解散を決議し、3月15日に大阪地裁へ特別清算の手続き開始を申請、3月22日に同地裁より開始決定を受けていたことが判明した。

 申請代理人は宮崎誠弁護士(大阪市北区堂島1-1-5、電話06-6341-7404)ほか。

 当社は、1999年(平成11年)3月に、大証1部上場の(株)マツヤデンキの 100%出資により設立。同社グループの金融部門として、関連会社に対する金銭貸付、及び経営コンサルタント業務を目的としていた。しかし、当社から資金を貸し付けていた、マツヤデンキの関係会社であるエムエフジー(株)(大阪市中央区)が証券会社とのトラブルによって多額の損失を発生。同証券会社を相手として東京地裁に損害賠償請求を提訴していたものの、2001年12月に同地裁がこれを棄却するなど、同貸付債権の回収をめぐる問題は長期化していた。

 このため、当社からエムエフジーに対して有する債権約 203億円分については回収が困難と判断、またグループ内で事業継続する必要性も薄くなったことから、特別清算によって処理することとなった。

 負債は約300億円が見込まれる。

 なお、マツヤデンキは債権の大半については引当て済みであることから、同社の財務諸表に対する影響は軽微であるとしている。