レポート

桂化学株式会社ほか1社

2002/05/13

TDB企業コード:985122888 東京都中央区 医薬品中間体製造 銀行取引停止 負債39億5500万円

「東京」 桂化学(株)(資本金3000万円、中央区日本橋本町3-9-7、代表桂榮二郎氏、従業員69人)は、あさひ(茅場町)で2回目不渡りを出し、5月10日に銀行取引停止となった。

 関連会社の(株)アルタック(資本金1000万円、同所、代表木村誠一氏、従業員6人)は、東京三菱(大伝馬町)で2回目不渡りを出し、5月8日に銀行取引停止となった。

 現在、2社ともに事後処理を吉峯啓晴弁護士(千代田区九段南3-9-11、電話03-5275-6676)ほかに一任し、取引先の支援を仰ぎながら事業継続の意向。

 桂化学(株)は、1951年(昭和26年)5月に設立された医薬品中間体製造業者。神経系薬剤の製造を主力とし、医薬品原薬、中間体などを扱っていた。技術力は業界内で高く評価され、98年3月期には年売上高約27億8100万円を計上していた。
 2001年同期の年売上高は約23億4300万円を確保していたが、工場買収、製造設備拡充や新薬開発に伴う借入金負担は大きな重荷となっていた。「中小企業金融安定化特別保証制度」の利用、経費削減などで凌いでいたが、資金繰りは限界に達した。

 (株)アルタックは、1974年(昭和49年)5月に桂化学(株)の販売部門として設立され、2001年8月期には年売上高約20億5200万円を計上していたが、同社に連鎖した。

 負債は、桂化学(株)が約30億8400万円、(株)アルタックが約8億7100万円で、2社合計で約39億5500万円。