レポート

株式会社トミヤマ

2002/05/10

TDB企業コード:580470716 大阪府大阪市浪速区 靴小売チェーン 民事再生手続き開始を申請 負債80億円

「大阪」 (株)トミヤマ(資本金6500万円、大阪市浪速区敷津東3-11-10、代表富山孝子氏、従業員 139人)は、5月9日に大阪地裁へ民事再生手続き開始を申請した。

 負債は約80億円。

 申請代理人は木村圭二郎弁護士(大阪市中央区北浜3-5-22、電話06-6222-5755)ほか2名。

 当社は、1959年(昭和34年)1月に設立。大阪を中心に展開する中堅の靴小売チェーン。紳士靴45%、婦人靴30%、スポーツ・子供靴・その他25%の比率で手がけ、90年代前半には積極的な出店攻勢と広告戦略で業容を拡大し、91年には本店ビルを新築するほか、大阪駅前ビルや心斎橋筋商店街など大阪府内を中心に10数店舗を展開、ピーク時の92年12月期には約 163億円を計上し、地元では相応の知名度を有していた。

 93年以降はディスカウントショップや同業者が台頭してきたうえ、個人消費の低迷などで業績の悪化が加速し、2001年同期の年売上高は約60億円にまで減少。この間、大幅な人員削減などで収益の確保を図っていたが、従前の設備投資に伴い多額の金融債務を抱え、財務内容は脆弱で余裕の無い資金繰りを余儀なくされていた。
 同業者と仕入会社を合弁で設立し、商品供給の改善を図る一方、店舗の売却を進めていたが、信用低下に歯止めがかからなかった。