レポート

株式会社フラワースリツパ

2002/04/03

TDB企業コード:985721471 東京都台東区 スリッパ卸売 和議による再建を断念し、民事再生手続き開始を申請 負債53億円

98年1月に東京地裁へ和議開始を申請していた(株)フラワースリッパ(資本金5000万円、東京都江東区亀戸2-36-12、松島勇社長、従業員72人)は、4月2日に同地裁へ民事再生手続き開始を申請した。
 申請代理人は、松原厚弁護士(東京都千代田区内神田3-2-12、電話03-3256-3705)。
 同社は、1961年(昭和36年)9月創業、1966年(昭和41年)5月に法人改組された大手のスリッパ問屋。一時はインドネシアに製造会社を設立し、93年8月期には年売上高約96億円を計上していた。しかし、価格競争の激化による単価の下落などから売り上げは減少し、加えて96年夏以降は大口焦げ付きが相次いで発生したことなどから行き詰まり、98年1月に約65億円の負債を抱えて和議開始を申請、同年7月に和議開始決定を受けていた。
 その後、「和議債権の40%を5年間分割弁済」を骨子とする和議条件が可決され、東京地裁から和議認可を受けて再建に入っていた。
近時の年商は39億円内外の水準で推移していたものの、不況の長期化により売上げは計画を下回るなど資金状況も苦しくなり、このままでは当初予定していた債務弁済の履行が困難な状態になることなどから、和議による再建を断念し今回の措置となった。
 民事再生法申請時点の負債は約53億円。