レポート

株式会社アイ・エス・ロジック

2002/03/27

TDB企業コード:581267957 大阪府大阪市北区 合成樹脂製建設材料製造販売 2回目不渡り 負債70億円

「大阪」 (株)アイ・エス・ロジック(資本金1億円、大阪市北区小松原町3-3、代表安田祐造氏、従業員 257人)は、3月26日にUFJ(信濃橋)で2回目不渡りを出した。

 当社は、1960年(昭和35年)5月に新興化成工業所の屋号で創業、89年(平成元年)12月に(株)モダンメールの商号で法人改組、96年4月に現商号へ変更した。特殊合成樹脂建材の製造販売業者で、水路・側溝用ふた(ISボード)を主体に、エクステリア材、ガーデニング用品、配管材料など各種プラスチック製品の製造や、樹脂成形、リサイクルシステムの研究開発を手がけていた。特に自社開発のISボードがヒット商品となるなど、商品企画力・開発力には一定の評価を受け、官公庁やゼネコン、地元建設業者、地方建材問屋、大手機械メーカーなどを得意先に、97年2月期には年売上高約16億7700万円を計上していた。

 99年以降は、事業の拡大を狙って大手都銀と公募型M&Aの専任媒介契約を締結。2000年9月には、倒産した金型メーカーの工場を買収してプラスチック金型製造に進出するなど、企業や工場などの積極的な買収を手がけて業績は急成長し、2001年同期には年売上高約 115億3500万円を計上するまでに伸長していた。

 これらのM&Aで借入金が急激に増加し、支払金利負担が重荷となっていたうえ、運転・設備資金や人件費などの増加で資金需要は旺盛となり、財務面はひっ迫していた。加えて、本業外で手がけていた株式投資などへの多額の資金流失で、資金繰りが急速に悪化し今回の事態となった。

 負債は約70億円。