レポート

大同電機工業株式会社

2002/03/11

TDB企業コード:985382706 千葉県松戸市 架線金具製造 民事再生手続き開始を申請 負債65億円

「千葉」 大同電機工業(株)(資本金1億円、松戸市上本郷701、登記面=東京都千代田区岩本町3-11-5、代表関廣氏、従業員67人)は、3月8日に東京地裁へ民事再生手続き開始を申請した。
 申請代理人は、春日寛弁護士(東京都中央区銀座4-10-10、電話03-3545-4451)ほか5名。

 当社は、1946年(昭和21年)4月創業、49年(昭和24年)4月に法人改組された架線金具製造業者。送電・配電用金具の製造を中心に、鉄鋼(配電設備用)、複合火災感知器、通行者検出装置の製造を手がけ、近年では関連会社を吸収合併したことにより鍛造品の製造にも参入していた。業歴50余年を有する業界の老舗業者で、国内の電力会社、鉄道会社ならびに電線メーカーに安定した営業基盤を構築し、98年3月期には年売上高約58億1800万円を計上していた。
 主要得意先の大型プロジェクトの収束などから受注が激減し、2001年同期の年売上高は約29億6100万円にとどまっていた。また、過去の設備投資による借入金は年商規模を大きく上回り、収益を圧迫。2期連続の大幅欠損を余儀なくされ、大幅な債務超過に転落するなど財務面の悪化が顕著となっていた。

 負債は2001年3月末時点で約65億円。