レポート

丸松興産株式会社

2002/03/08

TDB企業コード:581244504 大阪府豊能郡 ゴルフ場「アートレイクゴルフ倶楽部」経営 民事再生手続き開始を申請 負債150億円

丸松興産(株)(資本金2000万円、大阪府豊能郡能勢町野間西山95-3、松尾増蔵社長、従業員46人)は、3月8日に大阪地裁へ民事再生手続き開始を申請した。
 申請代理人は久保井聡明弁護士(大阪市北区西天満4-6-18、電話06-6365-0012)ほか。
 同社は、1984年(昭和59年)12月設立。豊能郡能勢町において91年9月にオープンしたゴルフ場「アートレイクゴルフ倶楽部」(18ホール、6948ヤード、パー72、メンバー787人)の開発運営を主体に、クラブハウス内でレストラン・喫茶店・ゴルフ用品ショップなどの経営も手掛け、98年5月期の年収入高は約9億6000万円を計上していた。
 アートレイクゴルフ倶楽部は「ゆとりあるゴルフ倶楽部」をキャッチフレーズに総投資額約160億円で建設された高級感あるゴルフ場として著名で、プロゴルフトーナメントも開催されるほか、速水優日銀総裁が初代理事長を務めるなど関西地区では高い知名度を有していた。
 しかし、近年はビジター料金が近隣のコースに比べて高いことがネックとなり、消費不況の長期化による入場者数の減少や顧客単価の下落で業績が悪化、2001年同期の年収入高は約6億1600万円にまでダウンするなど経営内容は悪化していた。加えて、昨今のゴルフ会員権市況の低迷に伴う会員からの預託金返還請求の増加もあって資金繰りはひっ迫、先行きの見通し難から、自主再建を断念した。
負債は約150億円で、内訳は会員からの預託金約130億円、関係会社からの借入金が約20億円。