レポート

株式会社ほるぷ

2000/01/24

TDB企業コード:985460526 東京都新宿区 書籍、絵画販売業 児童図書販売で知られる 破産宣告受ける 負債46億7426万円

(株)ほるぷ(資本金1億円、東京都新宿区新宿6‐24‐20、大薮誠二社長、従業員400人)は、東京地裁へ自己破産を申請していたが、1月20日に同地裁より破産宣告を受けた。

 破産管財人は太田宗男弁護士(港区虎ノ門1-17-3、電話03-3591-3421)。

 負債は債権者約461名に対して約46億7426万円。債権届け出期間は2月25日までで、債権者集会および債権調査期日は5月8日午後2時より。

 同社は、1963年(昭和38年)10月創業、64年(昭和39年)6月に法人改組した書籍、絵画などの卸売業者。大手出版社や取次店の子会社などからの出資を得て、近時は書籍約70%、絵画約25%、その他CD、ビデオソフトなど約5%の扱い比率で手がけていた。書籍部門においては百科事典、絵本、児童書、教育書、文学全集などを中心に300点内外を取り扱い、ピーク時には全国約250ヶ所に営業拠点を設置するなど積極的に事業を展開していた。

 生活協同組合や図書館向けのほか一般個人客への訪問販売を主体に、93年9月期年売上高は約99億4500万円を計上、児童図書販売では業界トップクラスの地位を確立していた。

 しかし、その後は長引く不況に伴う個人消費の低迷から書籍類を中心に売り上げがダウン、98年同期の年売上高は約73億円にまで落ち込み、連続欠損計上を余儀なくされていた。99年同期についてもインターネットを利用した販売経路の多様化や主力の児童向け図書が大幅に落ち込んだことから売り上げの減少に歯止めがかからず約67億円の年売上高にとどまり、今後の事業回復の見通しが立たないことから事業継続を断念、12月28日には東京地裁へ自己破産を申請していた。