レポート

株式会社京都福田

2001/10/29

TDB企業コード:500112038 京都府京都市南区 地場大手の生コン製造販売業者 民事再生手続き開始を申請 負債150億円

「京都」 (株)京都福田(資本金1億2000万円、京都市南区東九条東山王町30、代表福田稔氏、従業員100人)は、10月29日に京都地裁へ民事再生手続き開始を申請、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は上田裕康弁護士(大阪市北区堂島1-1-5、電話06-6341-7405)ほか。

 当社は、1964年(昭和39年)8月創業、72年(昭和47年)2月法人化。京都・大阪・滋賀など関西地区を中心に、東京・千葉など関東地区で生コンの製造販売を手がけていたほか、建材販売、土木工事、砂利採取なども行っていた。生コン業者としては地元トップクラスに位置し、2000年8月期には年売上高約125億1900万円を計上していた。

 競合が激化するなかで利益はきん少で推移していたうえ、不良債権も散発していた。遊休不動産の売却を進めたほか、支店閉鎖やプラント工場売却などで債務弁済に努めていたが収益回復を図れず、2001年7月には取引先から債権譲渡登記が設定されるなど信用不安が表面化していた。

 こうしたなか、取引先の(株)シモレン(既報10月3日掲載、栃木県野木町)グループが10月1日に民事再生手続き開始を申請したことから約3億円の焦げ付きが発生し、先行きの見通しが立たなかった。

 負債は約150億円。