レポート

株式会社福屋観光

2001/10/25

TDB企業コード:730177100 高知県高知市 土産物小売、レストラン経営 民事再生手続き開始を申請 負債77億円

「高知」 (株)福屋観光(資本金1億4800万円、高知市弘化台20-28、代表濱田南海男氏、従業員153人)は、10月23日に高知地裁へ民事再生手続き開始を申請、24日に保全命令を受けた。

 申請代理人は松岡泰洪弁護士(高知市升形8-13、電話088-823-5596)。

 当社は、1980年(昭和55年)1月に(資)福屋商会の観光事業部門を分離して設立され、91年10月に(資)福屋商会と(株)北海道物産センターを吸収合併した。観光客向けの物産センターを経営し、土産物販売を中心にレストラン経営、サンゴ製品の加工販売など複合店を出店し、北海道、沖縄をメーンに四国、九州などに多店舗展開を図り、ピーク時には年売上高約200億円をあげていた。

 その後、90年代後半以降は不況の長期化に伴う消費低迷で業績は落ち込んだため、不採算店舗の閉鎖や、関連会社で所有していたグアム島の不動産を売却するなどリストラに着手していたが、業況低迷に歯止めがかからず、2000年12月期の年売上高は約60億6500万円に落ち込み、財務面も債務超過に陥っていた。

 こうしたなか、昨年は北海道の有珠山噴火の影響、今年秋以降は米国での同時多発テロ事件の影響で沖縄方面への修学旅行のキャンセルが相次ぎ、沖縄地区での売り上げが前年比で半減するなど厳しい状況に拍車がかかっていた。

 負債は約77億円。