レポート

株式会社亀屋みなみチェーン

2001/10/22

TDB企業コード:120012173 青森県青森市 青森県内トップのスーパー 民事再生手続き開始を申請 負債240億円

「青森」 老舗の地場大手スーパー、(株)亀屋みなみチェーン(資本金3億150万円、青森市卸町2-17、代表南實氏、従業員400人)は、10月22日に青森地裁へ民事再生手続き開始を申請し、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は木下貴司弁護士(東京都千代田区麹町2-2、電話03-3221-7315)ほか。

 当社は、1962年(昭和37年)3月に設立され、82年(昭和57年)11月にグループの(有)八戸亀屋と(株)亀屋みなみを合併し現商号に変更した。生鮮食料品を主力に、衣料品、日用品雑貨などを扱い、90年2月に約45億円を投資してオープンした郊外型ショッピングセンター「ジョイフルシティみなみ」を旗艦店として、ディスカウントストア「フードパワーセンターKバリュー」、「食彩館」の店名でスーパーを経営するほか、書籍・ビデオ店「バズ」など青森県内に33店舗を構え、97年8月期には年売上高約388億8800万円を計上し、地元トップのスーパーに成長していた。

 その後は消費不振や同業大手スーパーとの競合激化から、2000年同期の年売上高は約368億700万円に落ち込んでいたうえ、多店舗化や店舗大型化に対する設備投資など借入金が重荷となり、余裕のない資金繰りを強いられていた。このため、2000年11月には財務体質改善を目的に仕入先等への支払条件変更を行ったが、取引先の警戒感を招く結果となり、さらに、2001年同期も競争激化や不採算店の閉鎖によりさらに売り上げの減少が予想され、自主再建を断念した。

 負債は約240億円が見込まれる。