レポート

フェニックスリゾ-ト株式会社ほか2社

2001/10/11

TDB企業コード:880192976 宮崎県宮崎市   更生手続き終結決定 負債3261億円

「宮崎」 既報(5月15日ほか掲載)、2月19日に宮崎地裁へ会社更生法の適用を申請し、5月11日に同地裁から更生手続き開始決定を受けていた、宮崎県や宮崎市などが出資する第3セクターで大型リゾート施設「シーガイア」を経営するフェニックスリゾート(株)(資本金3億円、宮崎市塩路浜山3083、代表木許英太郎氏、従業員771人)と、関係会社のフェニックス国際観光(株)(ホテル・ゴルフ場経営、資本金4億9860万円、同所、同代表、従業員596人)、北郷フェニックスリゾート(株)(ホテル・ゴルフ場経営、資本金5000万円、南那珂郡北郷町郷之原甲2821-1、同代表、従業員120人)の3社に対し、宮崎地裁は10月5日に更生手続きの終結決定を出し、申請以来約7ヵ月半の異例の早さで法的手続きを全て終了した。

 宮崎県や宮崎市などとの第3セクターは解消され、米国の投資会社リップルウッド・ホールディングス社のもと「私企業」として再スタートが図られるが、今後の焦点は運営会社の決定で、米国のホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」「スターウッドホテルズ&リゾーツ・ワールドワイド」の名前が上がっている。

 当グループは、第3セクターとしては過去最高の負債額約3261億円を抱えて会社更生法適用を申請し、その後、スポンサー企業を公募し、6月リップルウッド・ホールディングス社が162億円で買収、8月更生計画案が認可され、9月末までにフェニックス自然動物園売却費などを原資にして債務弁済を終了。10月1日フェニックスリゾート(株)がフェニックス国際観光(株)を吸収合併し、北郷フェニックスリゾート(株)との2社に再編され、4日更生計画遂行の報告書が提出されていた。