レポート

株式会社山幸製作所

2001/10/01

TDB企業コード:580229263 大阪府大阪市東成区 精密プレス部品製造 民事再生手続き開始を申請 負債50億円

「大阪」 (株)山幸製作所(資本金9000万円、大阪市東成区神路2-4-6、代表山下勝久氏ほか1名、従業員308人)は、9月28日に大阪地裁へ民事再生手続き開始を申請し、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は林弘弁護士(大阪市北区西天満4-7-3、電話06-6364-8525)。

 当社は、1951年(昭和26年)1月設立。ハトメ・ホックなどのプレス加工専門業者であったが、その後ブラウン管用電子銃部品、家電精密部品、板金、精密金型、プラスチック成形品など各種精密プレス部品を扱い、業容を順次拡大させていた。国内の生産関連法人・販社に加え、中国・インドネシアに現地生産法人も設置し、当社を核に10数社でグループを形成。世界でも有数のシェアを誇る電子銃(ガンパーツ)部品を主体に、大手家電メーカーを主要得意先として確立するなど、ピーク時の97年9月期の年売上高は約67億200万円を計上していた。

 金型製造からプレス・組立てまで一貫して手がけ、特に精密部品のプレス加工技術に
ついては業界内で高い評価を受けていた。扱い品の拡大に伴う工場設備や海外法人、国
内生産子会社の設置などの設備投資や関係会社への貸付金負担などから借入金が増加し
、財務内容は悪化。2000年同期の売上高は約48億400万円にまでダウンし資金繰りはひっ迫していた。

 申請時の負債は約50億円。