レポート

株式会社すまいるコーポレーション

2001/09/25

TDB企業コード:986706676 東京都練馬区 建設工事・不動産管理 自己破産を申請 負債50億円

「東京」 (株)すまいるコーポレーション(資本金8375万円、練馬区関町南4-16-19、代表木田茂氏、従業員64人)は、9月25日に東京地裁へ自己破産を申請した。負債は債権者約160名に対し約50億円。
 申請代理人は野本俊輔弁護士(千代田区有楽町1-10-1、電話03-5222-3777)ほか1名。

 当社は、1994年(平成6年)7月に(株)フクダコーポレーションの商号で設立され、96年(平成8年)10月に現商号に変更した建設工事業者。賃貸マンションを主体とした住宅建設90%を主業に、完成後の不動産管理、運営受託等を手がけるほか、特優貸住宅、都民住宅の指定法人として、住宅建設に関する手続き、指導、コンサルタントなども手がけていた。97年以降、横浜、新宿、千葉などに相次いで支店を開設するなど、積極的に営業を展開していた。近年では、ペットの飼育も許可されたマンション、シングルライフマンションの建設に注力し、入居者やオーナーのニーズに合わせた営業が奏効し、99年3月期には年売上高約84億8800万円を計上していた。

 長期化する建設不況により需要は低調に推移し、2001年同期の年売上高は約51億7200万円にまで落ち込んでいた。加えて、住宅公庫の審査基準の厳格化に伴い、承認の長期化、着工の遅れが顕在化、期中完工高の減少を招き、資金繰り計画に狂いが生じていた。こうしたなか、借入金の圧縮や人員削減により経営合理化に努めたが、簿外債務の存在も明らかになるなど、取引金融機関からの支援も限界に達した。