レポート

村松工業株式会社

2001/09/05

TDB企業コード:420046410 静岡県焼津市 中堅地場ゼネコン 自己破産を申請 負債50億円

地場中堅ゼネコンの村松工業(株)(資本金6000万円、静岡県焼津市駅北3-22-9、村松史朗社長、従業員54人)は、9月5日に静岡地裁へ自己破産を申請した。
申請代理人は洞江秀弁護士(静岡県静岡市馬場町72-6、電話054-272-8660)。
同社は、1873年(明治6年)に窯業を目的に個人創業、1957年(昭和32年)7月に村松窯業(株)の商号で法人改組し、その後63年(昭和38年)5月に現商号へと変更した。長年の業歴を有する地元老舗の建築工事業者で、80年代後半からは工事が大型化したことで地区大手業者へと成長し、93年3月期には年売上高約65億2900万円を計上していた。建設業のほかにもホテル経営、冷凍食品製造などの別会社を設立し多角化を進めていた。
しかし、景気低迷による受注競争の激化から売り上げは減少を続け、2001年同期の年売上高は約41億3000万円にまで落ち込んでいた。また、関連会社への支援負担(8億円内外)が重荷となっていたうえ、回収遅延や不良債権の発生から余裕のない資金繰りを強いられ、事業継続を断念した。
負債は約50億円。